5000年前に建造され、世界遺産となっているイギリスの「ストーンヘンジ」に使われた石です。

ストーンヘンジは2種類の石を用いて建てられています。
直立する巨大な石サーセン（サルセン）石と小さな石ブルーストーンが円陣状に並びます。

このブルーストーンはウェールズ地方のプルセリ丘陵からのみ採れる石で、プレセリブルーストーンと言われています。

石の由来は明らかになりつつあるも、ストーンヘンジが建てられた方法、石が遠くから運ばれた方法、建てられた目的などは未だに謎です。

古代遺跡研究家のロビン・ヒース氏によると、ストーンヘンジは新石器時代人が天文学知識を基に作り上げた巨大な天体現象カレンダーとのこと。

ストーンヘンジが誕生したのは、古代ギリシャの数学者ピタゴラスが生まれる2000年も前ですが、ピタゴラスの定理を利用して建築設計されている形跡が見られます。

本来の目的はわかりませんが、高度な幾何学を利用して夏至と冬至、春分と秋分などの重要な時を刻むよう設計されていたことがわかってきました。

例えば、夏至の時には、ヒールストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇り、神々しい日の出が見られます。

また、この石はイギリスのアーサー王伝説に出てくる大魔術師マーリンが巨人に作らせた「ストーンヘンジ」の石として知られています。

魔術師マーリンは、ストーンヘンジには前世とつながる力があるとし、前世につながる装置としてプレセリブルーストーンのサークルを作りました。

また、古代から神の啓示や前世のメッセージを受け取る石、古代の記憶を呼び起こす石として崇められてきました。


【English】Preseli Bluestone
【産地】Preseli Hills, Pembrokeshire Co., Wales
【サイズ】約 30 × 20 × 39 mm
【重量】24.26 g
【浄化方法】セージ、音浴。水、塩はお避けください。

【プレセリブルーストーン】
鉱物名はドレライト。粗粒玄武岩の一種。
灰長石、普通輝石、少量の黄鉄鉱を含む。
約4億8000万年前の火山活動によって誕生したとされる。

キーワード：前世とのつながり／トラウマ解消／潜在能力の活性化／古代の叡智や情報を受け取る／時空を超える／集中力を高め意志を強化する／大地のエネルギー／グラウンディング／生命力を高める／エネルギーのバランス調整／精神の安定

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